きん窯のすべて (郡官窯)
2006 11/1 更新
従来 これらはもっぱら皇帝の自らの趣味から作られたと言われています
どうやらそれは間違いのようで、役人達への下賜品 副葬品であった事が法からわかります
たまごとひょうたん 唐代武即天は官(北門の士)のために多くの壷を焼きます
徽宗帝は好んでコピーします ユウは安定し唐代のようなバリエーションはあまり見られません
金代 色は青くなり元で白くなります
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初期 青磁に紅斑 | 盛期 紅に紫 黒 | 後期 紫紅 | 末期 月白 | |
青い青磁に紅斑 金から元代 | ||||
民窯期に比べずいぶん堅く焼き締まる感じ | |||
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すべて故人の遺族が使えるものでした 帝の盆栽を入れて下賜されたと推定 丸いボールはぬれ物容れ、皿は供物を盛ります 3つはすべて二の大きさです 同じ人に贈ったと考えます |
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下 器形は 唐代玄宗期 黒か窯のコピー 三彩にもこの形はあります |
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お時間のあるとき お読み下さい
鉢だけ贈る人はまずいません
帝が育てた盆栽を飾ったきんの鉢
皇帝から宝の盆栽を多くの役人が戴きます およそ死んだあとですが
器はもちろん宝のきんでした きんはお金を出しても買えなかったので人々の羨望を集める
役人といっても科挙試験に受かった人 日本の公務員上級資格者ですね
南宋元と文部大臣の趙モウフの染付けの皿
それに描かれた大きな盆栽 時の皇太子はそんなことも考え忠臣に贈ったのでしょう
清代の雍正帝 乾隆帝親子が愛した宋の磁器にはこんなエピソードがあったからでしょう
高野 鎮雄日本ビクター VTR事業部 事業部長
VHS開発のビクター副社長の盆栽の話 (シャープは間違いでした。お詫びします。) NHKのプロジェクトXに盆栽の話がありました 開発が失敗した時、社員全員に贈るつもりで 毎日手入れしていたそうです 立派です 逆に部下思いはきそう帝にも言える訳です |
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日経ビジネスオンラインより 抜粋 2013/06/17
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お時間のあるときお読みください 法からもこれらが下賜品、特に副葬品の役割であったことが分かります 1から10は順に大きさが小さくなります まだすべて確認しておりませんので今後の課題です これは官位によると考えます 位が高いと大きくなるのでしょう 又法もあります 間違えて違うものを届けると大変です 結婚式場にお悔やみの電報を打つことです 同じ大臣でも裁判沙汰で死刑宣告された人と極楽往生の人とは贈る壷が違った訳です 良い悪いではなく法が違うのです 同じ上等な服でも着ていく場所 用途で服を変えるのと同じです そしてなにより法には深い祈り 願いが込められます 磁器を法からも読み解く作業が磁器プロファイリングです 犯罪現場に例え 残された唯一の物証 磁器 5W1H When何時 Who時の皇帝 Why何故 Whereどこの誰の墓に Howどのような帝の気持ちか What与えたか To Whom誰に を見ます 施主が唐代 太宗か高宗か武后か中宗かエイ宗か玄宗かがわかると 今度は墓の主探しです もはや伝世品に墓誌はありません 李賢かイトクか永泰か夫李承賢か中宗かイ后か安楽か太平か貴妃かアンロクかと調べます 唐三彩はなんとも見事な証人でした 唐代私達のために銘を遺したわけでもないのに陶家に感謝します 1300年経って多くの解明につながりました そして旺品はやがて法の旋律を奏でます Why何故 副葬された人が亡くなったのか Howどんな気持だったか どんな埋葬であったかも静かに語りはじめます 法の解説はトップページに入り口があります 下の方です 深追いしない またあまりきん窯ならきん窯を一度に追い掛け回すと普通裏目に出ます 追うと本物は逃げていく場合もあります 熱くなると後で悔やむこともしばしばです カモになるのも浮世のならい でもネギまでしょっていくことはありません 傷も浅ければ向こう傷と自慢できますが 致命傷ではいただけません 金銭的に打撃となりますがそれ以上に精神的に非常に悪い もう収集をやめようかしらんと思うからです そんな訳でなんども止めようと思いました 植木鉢は下の皿も忘れずに きんでは歴史上 現在が一番世の良い時代かと思われます 復古品もグレードの高いものを今後期待します 皆様も審美眼を一層たかめ めききになってください |
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