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皇帝の白磁。修内司で焼いた。 北宋でいうと定の白磁ですね。

亡くなったきさき、邢(けい)氏の供養につくられた、半球のお茶碗。

この形は徽宗官窯の復古。(下に写真載せました)

1139年没。

前年1138年紹興8年 臨安府を定める。

その明くる年の初窯。正月16日。まさか奥さんの供養に焼いたとは、考えていなかった。

貫入磁器で、これほど、美しく、また悲しい焼き物を見たことがない。

白磁。

宋代、副葬品に、この茶碗はポピュラー。庶民は、白でなく、日常器の黒ゆう。磁州、建窯などです。

徽宗官窯 ご参照

半球の形。国を失うということでしょうか。

事実、高宗は国を半分取られた。

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