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三彩人物ヨウのすべて
2006 8/3  2008 2/10  2010 6/6 更新

2014/01/27 金糸鉄線 1いとくをYou-Tubeにアップしました。

哥窯ダイジェストが先に3分、金糸鉄線のビデオが中ほどから3分あります。


イトク太子と思われるヨウ
特徴は耳のあること 送られる者 被葬者の身分等 ストレートに表現します
この場合はまさに 玉を今 くわえ込まんとする龍 イトクの姿です 形と長さ つまり法から判断します
北宋が滅び南宋期はじめやはり耳が多くつきます (子供、皇太子でしょうか イトクのこの副葬品が下絵でしょうか))

写真をクリックしてください 
F11キーで広く見れます
 
穏やかな表情のヨウ
 改葬された時のヨウと見ます
 59cm

 か夏きん窯 金糸鉄線
唐代随一の名工 章生一
 

一回目の双龍の壷
金糸鉄線はこちら
 
星神鈞磁
唐画磁器 
星神鈞磁
線描磁器
か夏きん窯   白可窯   
耳は振り返る虎か龍

 
のち 宋代 徽宗帝も復古します 
帝の磁器はウイットにあふれる
唐代 米色 か夏きん窯 
耳は上向きの虎

後世 可窯とよばれ
 宋代 徽宗帝も復古します  
   はじめからこのような豪華な
金で飾りが付けられていたのか
後 後絵で付けられたのか
不明 恐らく後者か
イトクの壷は皆、猛々しい 象の頭と尻尾、足があります
裸で乱舞する男女
さらし首(首級)が台に載る

歴代皇帝に愛され 復古がかなわなかった磁器
金糸鉄線を親の中宗は作らせ入れます 五代 柴にて玉と双龍が取られた壷が作られた
世に名高い柴窯 雨過天青の壷です  柴窯はこちら  柴窯のその後はこちら

 後世 可窯 可可窯と呼ばれます 武后文字がなくなった事 か夏の読み替えでしょう 
可可はお父さん 兄貴 おやっさんの意もあり親しみを持って呼ばれました
宋代 復古を徽宗帝は開封官窯で試みます 時間切れで金糸鉄線は出来ませんでした 

高台はV型のすりあげ 唐代きんの特徴です 宋代徽宗官窯はこれを好んでモホウします
成型は多くが下の高台部分に載せるように2つで作られます 接合部が下からヘラで丸く整形され更に
底部分を付ける、大変手間を掛けます 青銅器の製法に似せたものと思います
現代ではジーヤオと呼ばれます 貫入はカイピエンです

徽宗帝はこれを汝新窯の柚で復古し 元の皇帝はきんの柚で台座に載せます
明では長く宮中で愛された模様で万暦帝は身近に置いた模様です

その時期にヒキで銘が消されます ヒキとは帝または先祖の名前を尊び避けること きんは兎に変えられます


現代復古 華夏鈞窯

701年 はじめ武后により入れられたものと推定しておりましたが現代物に訂正致します
銘は黒スタンプです  包金飾りは金でなく上を樹脂でコーティングしています
包金飾りは独特 見分けるポイントかも
4点買いました 銘からは判断できません
三爪の龍 法は死絶 納福 無嗣


永泰墓が展示されイトクの墓が展示されない訳 
18歳未満の方はご遠慮ください


あなたは18歳以上ですか    はい いいえ
漢代に興味のある方はこちら  はい いいえ

他に男のヨウが多く出ません 何故イトクかと言うと
三彩の副葬土器が多く同時期に売り出されたこと
きん窯の時期が合う事
文革期1966年から1976年発掘の前後の出土品であろうこと
他、永泰ヨウ、安楽ヨウなどの売り出しもあったことなどです


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